【おっぱい】とは、哺乳類のメスが持つ授乳器官、乳房(にゅうぼう、ちぶさ)の俗称であり、単に「乳(ちち)」、あるいは「お乳(おちち)」とも言う。
乳房は多くの哺乳類のメスに存在する、皮膚の一部がなだらかに隆起しているようにみえる柔らかい器官で、その内部には、乳汁(母乳、乳)を分泌する機能を持つ外分泌腺の乳腺(にゅうせん)が存在する。
哺乳類の乳房は胴部の腹面に左右の対をなして発達する。乳房の中央には、乳汁が外部に分泌される開口部を含む乳頭(にゅうとう)が存在する。
哺乳類では、産まれてから一定期間の間の乳児は乳汁を主たる栄養源として与えられ、生育する。哺乳類の名前は、ここから来ている。
オスの乳房、乳腺はその生産機能と分泌の機能を持たないため通常、痕跡的である。