【巨根(きょこん)】とは、巨大な陰茎の呼び名。また、転じて陰茎の大きい男性を指す俗語である。アダルト雑誌等でよく使われる。
用法としては巨大な陰茎を表すものである名詞的な用法と、その陰茎自体を形容する形容詞的な用法がある。
巨根は俗語である事から、陰茎の大きさにおける尺度は使用者によってまちまちであり、具体的なサイズを規定する事は困難である。
巨根であるか否かを外見より見極めるための俗説として「鼻の大きい男性」「親指の大きい男性」等といったものが散見されるが、鼻や親指の大きさと陰茎の大きさは実際にはさほど関連性はないとされている。そのほかに「手の甲から小指までの長さが陰茎の勃起時の長さにほぼ相当する」、「痩せ型の体型の男性のほうが陰茎が大きい(これは身体と相対的に大きく見えるため)」などといった類似の俗説が存在する。そういった話を含めて巨根をテーマにした紀州飛脚といった落語も多く存在する。
類語として、極端に大きい男根を「デカマラ」、極端に小さい陰茎を「粗チン(そちん)」と呼ぶ場合がある。